第1条
試合は組手によって日頃鍛錬した心・技・体を実際に2人相対して、連盟のルールに従い、お互い自由に突き、蹴りによる攻撃、防御を試し、競い合い勝敗を決する。

第2条
試合場の広さは原則として7,2(9)メートル四方とし、平坦な場所で畳み又は安全マットなどを使用する。フルコンタクト空手競技用の試合場またはリングを使用する。

第3条
選手は清潔な道着を着用し、規定のゼッケンを背中につけること。

第4条
選手は次の防具を着用しなければならない。
@手に規定のグローブ、ファールカップ、マウスピースを使用すること。原則として足パットの使用は不可とする。
Aコンタクトレンズを使用しての出場は禁止とする。

第5条
審判員は選手の安全対策に十分な注意を払い、ダメージを的確に判断できるものでなければならない。

第6条
試合の公正を図るために試合審議役を1名置く。

第7条
計量及びドクターチェックは当日試合開始2時間前に行い、規定体重をオーバーした選手は失格となる。但し、計量後1時間以内に規定体重まで落とした選手は出場を認める。

第8条
試合方式
@トーナメント方式で行い優勝者を決定する。
Aワンマッチで勝者を決定する。

第9条
試合時間・延長回数
トーナメント。ワンマッチとも本戦3分とする。延長戦は2回までとし、各延長戦は2分とする。再延長戦が判定の時は微差でも必ず勝敗を決定する。ただし審判長及び審議役の裁量により再度延長戦を行うこともあり得る。

第10条
試合開始・終了
試合は主審の「はじめ」の合図で開始し、タイムキーパーの合図により終了する。選手は所定の位置に戻り主審の勝敗の宣告を受け、お互い礼をして終了する。試合中は一切主審の指示に従わなければならない。

第11条
勝敗の決定は主審1名、副審4名計5名によって行われる。各審判は、勝敗の決定に対し平等の1票を持つ。試合の勝敗は3票を獲得した選手の勝ちとし、他を敗者とする。もし3票に達しないときは、引き分けとする。ただし審判長及び審議役から異議があったときは審判団と協議し判定を再考するときもある。

第12条
試合の得点は、次の項目に該当するものを基準として評価採点される。

@突き・蹴りの技により有効勝つ的確な加撃が認められ相応のダメージを与えたとき。
A攻撃で加撃をともなわないものは得点に結びつかない。又、ディフェンス(相手の攻撃を無効にする防御)スポーツマンシップにのっとった態度は必ずしも得点に結びつかない。
B採点の優先順位は、
a,技有り数
b,相手に与えたダメージ
c,クリーンヒットの数
以上の順に採点する。

第13条
【勝敗】試合の勝者は一本勝ち、技有り二本による合わせ一本勝ち、判定(優勢)勝ち、TKO勝ち、相手選手の失格、棄権による勝ちにより決定される。

@一本勝ち(KO)→突き、蹴りによる攻撃で3秒以上のダウン又は二度の技有り、もしくは相手の戦意を失わせたとき。
A技有り→突き、蹴りによる攻撃で一時的にダウンし3秒以内に立ち上がったとき。また倒れはしないが有効かつ的確な加撃が認められ相応のダメージを与えたとき、もしくは戦意を喪失したときは技有りとする。技有りは二本で一本勝ちとする。
B判定(優勢)勝ち→一本勝ちによる勝敗が決まらず審判の採点によって勝敗を決定するとき。判定は主審1名、副審4名のうち、3票以上の判定を有効とする。
C引き分け→判定で主審・副審4名のうち3票以上の判定がないときは引き分けとし、延長戦を行う。(2回目の延長戦は微差であっても判定をつける)
DTKO勝ち→選手が負傷のため、試合を続行することが出来ないときは次の各項によって勝敗を決定する。

a,負傷の原因が相手の反則によるときは、負傷者の勝ちとする。(反則者の失格)
b,負傷の原因が負傷者自身の不注意によるときは、相手選手の勝ちとする。(負傷者の失格)
c,負傷の原因が双方の偶発性によるときは、試合を続行できる選手の勝ちとする。
,選手の一方が著しく優勢の時は主審の判断により試合終了を待たずに勝ちとする。
e,選手が負傷しダメージがあり、試合続行が不可能と大会医師が判断したときは試合を続行できる選手の勝ちとする。

第14条
無効試合
主審が選手両者に再三注意、警告してもルール違反を犯したり、馴れ合い試合を行い誠意あるファイトを行わず両者に失格を宣したとき。

第15条
トーナメントにおいて、勝者となった選手が試合続行不可能なときは特例として敗者復活として、負けた選手がトーナメントに出場する権利を得る。

第16条
【有効技】試合においては次の技を有効とする。
突き→正拳(ストレート)、鈎突き(フック)、上げ突き(アッパー)、手刀、裏拳、鉄槌
蹴り→前蹴り、廻し蹴り、横蹴り、後ろ蹴り、後ろ廻し蹴り、内股へのケリ、飛び蹴り、片手で掴んでの膝蹴り(頭部への膝蹴りも可)、胴廻し回転蹴り、カカト落とし

第17条
【反則】試合において次の技を反則とする。
@頭突き、ヒジ打ちによる攻撃。
A両手で掴んでのヒザ蹴り。
B故意による金的攻撃。
C倒れた相手、起きあがろうとしている相手に対しての攻撃。
D背後からの攻撃。
E主審のやめの合図後の攻撃、また、場外での攻撃。
Fレスリングや柔道などの投げ技、関節技を使うこと。
G相手選手の試合着及び手足を掴むこと。
H目突き、及び相手に噛みつくこと。
I故意に場外に出ること。
J主審又は、相手に対し侮辱的あるいは攻撃的言動。

第18条
【減点】選手が規則に反したときはポイントを減ずる。
@反則を行ったとき、注意を与え、注意2回で減点1点とする。

第19条
【失格】試合に於いて、次のときは、失格とする。
@減点が2点以上になったときは失格とする。
A悪質な反則をし、主審が失格と宣言したとき。
B試合中、審判員の指示に従わないとき。
C試合出場時刻に遅れたり、出場しないとき。
D粗暴な振る舞い、悪質な態度と見なされたとき。
E主審が選手の戦意がないと判断したとき。
F場外注意を3度受けたとき。
G計量時、大会医師の診断を受け、その結果出場不可能と見なされたとき。
H計量で選手の規定体重を守れなかったとき。
Iその他試合規定に違反すると認められたとき。

第20条
試合の流れと認められる場外での決まり手は、有効とする。

第21条
審判長及び審議役以外の何人も、審判員の宣誓及び判定に対して異議の申し立てを行うことは出来ない。

第22条
バンテージとテープ
手にはバンテージとテープ以外は、いかなる素材もつけてはならない。その内部にはいかなる物も巻き込んではならない。バンテージを付けて後は、必ず審判又はインスペクターのチェックサインを受けること。

第23条
グローブチェック
選手はグローブを着用する前にグローブチェックを受け、封印したテープには、審判又はインスペクターのチェックサインを受けること。チェックを受けた後は試合が終わるまでグローブは外せない。もし封印を解いた痕跡があるときは、再度チェックを受けなければならない。

第24条
選手は主催者から要請があったときは、薬物検査を受ける義務がある。検査の結果、不正な薬物反応が出たときは、タイトル及び賞金は没収される。

第25条
本大会規定に定められていない問題が生じたときは、大会会長、審査長、審議役の合議によって、これを処理するものとする。   
1999年3月7日改正・実施